大腸カメラ検査前日の食事の注意点
大腸カメラ検査前日の食事の注意点

大腸カメラ検査前日の食事には、以下の注意点があります。
一般的に炭水化物は消化に良いとされています。
白米、おかゆ、うどん、そうめん、脂肪の少ない白身魚(タイ、タラ、カレイ)、皮を除いた鶏肉や豚肉・牛肉、卵、豆腐、熟したバナナなどが適しています。
食物繊維や種は消化されずそのまま大腸まで到達することがあります。
野菜、豆類(納豆など)、海藻、きのこ、ごま、ナッツ類、果物の皮や種、ドライフルーツ、玄米、胚芽パン、雑穀米、そば(脂質や食物繊維が多いです)、ラーメン(脂質が多く消化に悪いです)などは食べないでください。
脂っこい食べ物は脂質が多く、特に消化に時間がかかります。
揚げ物、脂身の多い肉、ベーコン、ソーセージ、菓子パン、乳製品(牛乳、ヨーグルトなど)は避けましょう。
食材は柔らかく煮たり、小さく刻んだりして消化しやすくしてください。
夜遅くに食事を摂ると睡眠中の消化活動が不十分となり翌朝の下剤の効果が弱まることがあります。
夕食は20時または21時までに終え、それ以降は水やお茶など透明な飲み物のみ摂取可能です。アルコールは控えてください。
食事を抜くと腸の動きが悪くなり、下剤の効果が弱くなることがあります。3食きちんと摂ることが推奨されています。
野菜ジュースや果肉入りジュースなどは食物繊維や種などの固形分が腸内に残りやすく検査時の視界を妨げることがあります。なるべく透明でない飲み物は避けてください。
以上を守ることで、検査時に大腸がきれいな状態となり、正確な診断につながります。
TOP